住宅は一品生産であり、現場生産です。 自動車のように試作を重ねた上で、工場で生産され、厳重なチェックを経て完成品となって、お客様に届くものではありません。 高度で綿密な工業技術と、厳重なチェックを経て市場に出される自動車でも欠陥品が発生するのです。 住宅は一品現場生産です。敷地も一戸一戸異なり様々な制約を受けます。住宅も工業化されてきたとはいえ限界があり、組立工事は現場でしかできないのです。 しかしそれは、倉庫のように単純な組み立てではなく、現場仕事、手仕事がどうしてもつきまとうのです。 さらに住み手の希望にもとづいて一戸一戸違うものが造られます。 職人の腕の上手、下手や夏の炎天下の工事もあれば雨降りの日もある。強風の日もある。自然に大きく影響され、欠陥が生まれる可能性を常に抱えているのです。 欠陥と言ってもいろいろで、不同沈下で家が傾いてしまうような欠陥もあれば、雨漏りで生活できないようなものもあります。このような重大な欠陥でなくても 外壁のモルタルに亀裂が入ったり、木材にカビが発生したり、等々の不具合もあります。 職人の腕が落ちてきて、仕事がますます荒れてき ている昨今、何千万円ものお金を払って、念願の新築住宅をやっと得たものの、よく見ると安い単価で丸投げ施工され、一括下請会社の仕事の荒っぽさ、ずさんさが目立っています。
これがあなたの大切な家を欠陥住宅に近づける可能性を生み出します。どのような仕組みなのでしょうか? 自社で職人さん、下請け業者をかかえていない住宅会社(不動産会社)があなたの家を建てるために、一括下請け業者に丸投げします。 そして実際の工事をするのはその下請け業者のさらに下請け(孫請け)の職人さんです。 つまり、受注者(契約した住宅会社)と施工者(実際に工事をする大工さん等)が違うということです。 契約の受注者と施工者が違うために、施工者に責任意識が生じにくいのです。そして、見えないところで手抜き工事をされる可能性が出てきます。 あなたの家を建てるときの下請け業者との関係によって、出来上がる家の質も変わってきてしまう怖さがあります。 他社とのし烈な競争の末、コストダウンして受注したあなたの家の利益を上げるために下請け業者に流す金額を叩く、いわば、下請けいじめが横行しやすいともいえます。 あなたの大切なお金が、下請け、孫請けの中でどこかに消えてしまうのです。 実際に工事する職人さんには、本来のあなたが支払った分のしっかりした価格が届かずに家づくりにかける思いも半減してしまうのです。 一番大切なのは、作り手(社長・営業担当者・設計者・現場監督・職人さん)の顔が見える住宅会社との契約が、失敗しない家づくりの第一歩なのです。 さらに販売会社に不具合を伝えると、「細かいことをゴチャゴチャ言う客だ!」、「坪単価を考えてくれ…!、キャンペーンでサービス品をつけた…!」と、 逆に文句を言われそうな気配を感じてしまいます。 お客様の扱いに慣れているハウスメーカーの社員はそんな脅し文句は使わないのですが、それを上手に言うのです。あげくに、「施工した会社に伝えるから!」と…。 どちらがお客様で被害者か?『夢のマイホームをたくして、契約した会社はどこなのか?』わからない有様となってしまいます。
そこで思うことは、「住宅はほとんどが未完成品である」ということです。一品生産、現場生産である以上、どこか不完全なところがあり、風雨にさらされて不具合なところがわかることもあります。大切なことは、これを即補修すること。安心と信頼を築きながら、完成品に造り上げていく事こそが、企業責任であり、そこから一生のお付き合いが始まっていくのです。住宅は、住んでみてからようやく完成品となるのです。そんな悲しい家づくりをしない為に、毎日家づくりに取り組んでいます。私は家づくりのプロフェッショナルとして、一棟建てると近隣にまた一棟と、我が家をつくる心で数多くの家にたずさわってきました。これは決して机上論ではありません。自分の目で見て確かめ、一つ一つ実際に触れてわかったものなのです。 この知識を、一人でも多くの皆さんに知って頂きたい。それによって、家を建ててから後悔する人が一人でも少なくなれば、地元の建築屋としてうれしい限りです。
でも、相談すると契約しないといけないような気がして… ご安心ください!私たちは無理なおすすめ、売り込みは一切いたしません。私たちは「家を売るプロ」ではなく、「家をつくるプロ」の集まりです。いい家をつくるのは得意ですが、 営業は苦手です。私たちは、書き上げたプランや、出来上がった家をごらんいただいて、「あなたのところでマイホームをつくってほしい!」そう頼んでいただけること。 そんな家づくりを続けること。それが私たちの目標なのです。どうか、安心してご相談ください。あなた様の「家づくり」が、成功することを心よりお祈り申し上げます。