多くの住宅メーカーが立派なパンフレットを作り、住宅展示場にすばらしいモデルハウスを造り、テレビ等で大々的に宣伝する。この様に、莫大な宣伝費を使える住宅メーカーをうらやましいと思う反面、その費用はどうしているのかという事を思っていました。私ども地域密着型の工務店は、住宅メーカーの営業力に常に負けておりました。これではまずいと思い、私どもは住宅メーカーの営業方法を学び、少しでも住宅メーカーに追いつこうと努力してきました。そんな中で、宣伝に関しては、莫大な費用がかかる事がわかったのです。その費用はもちろん、お客様がお建てになる建物に上乗せしないと回収できないということもわかりました。この様な事で、本当に満足がいく住宅をお建てになることができるのでしょうか? いいえ、決してそうではないと考えます。
また、過去に見学会に参加された方は充分におわかりかと思いますが、見学会に来られると、入口で住所、氏名を書かされいざ中へ入ると、営業マンが「背後霊」のごとく後ろをついてまわり、「どうですか」「どうですか」と質問攻めにあう。「せっかく来たんだから、ゆっくり見させてくれよ〜」なんて、常に思われているのではないでしょうか?
そうなんです!私どもも住宅メーカーも、そうしないと見学会をやっている意味がないんです。ご来場していただいたお客様を質問攻めにして「このお客様は脈があるな」と思ったら、時間に関係なくお宅へ訪問し、訓練された話法で、その気にさせてしまう。 しかし、こんな方法で、本当にお客様が満足のいく住宅ができるのでしょうか?私どももそうでした。 「でもそれじゃ、まずい」と思ったのです。私どもの使命は何なのか?? 私どもは、「お客様がムダな建築費を出す住宅を建築することを断固拒否し、お客様の視点で、本当に納得いただけるものだけを提供し、お客様の家族と豊かさを守ることが本当の私どもの使命であると改めて決意致しました。 強引な売込みをすることは一切いたしません。ですから、現場見学会で、強引な売込みをすることは一切いたしません。お客様に対してまた、「訪問されるのがイヤ」な方や、「面倒くさい」とお思いの方は、記名いただかなくてもかまいませんので、どうぞご自由にごゆっくりご覧ください。こんなやり方で商売になるのかとお思いのお客様もいらっしゃるかと思います。でもやはり私共は、お客様の立場で考えていきたい。そう思っております。